博物画「流星」

流れ星の中でも特に明るいものを「火球」と言います。これはその火球を描いた図版です。明かりの灯るドイツの街、火の玉が夜空を切り裂いて輝いています。今から100年ほど前のドイツで、人々はまさにこの光景を目にしたのでしょう。光沢を抑えて深みのある色調、手で描いたような柔らかく複雑なタッチは博物画でありながら素晴らしく幻想的で、現代の印刷や画像ではお目にかかることができないものです。
森羅万象を記録してカタログを作りたいという願いから博物画は製作されました。モノトーンの版画に始まり、それに手彩色を施す技術が発達し、ついにクロモリトグラフによる多色刷りへとたどり着くのです。1930年代には姿を消しますが、優雅な絵画的な表現が魅力の多色刷り技法でした。

19世紀の終わりの頃、ドイツで製作されました。もとは一般向け天文書の挿絵でしたので、綴じから外した跡があり、サイズは約21.5×27.7センチです。
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