ドイツの人形工場跡地から掘り出されたビスクドールヘッドです。かつては、産業廃棄物などという考えはなく、製造の途中で問題の生じた製品は、何でも埋めて処分していたようです。これらのヘッドは、彩色、加工前に埋められ、長い年月の後に掘り出されたものです。そのようなわけで、製作年ははっきりしませんが、100年近くは埋められていたのではないかと思われます。一度は忘れられたドールヘッドに、長い長い時間が授けた独特の表情をお手元に置いて、どうぞお楽しみください。
サイズは、首から頭頂部までの高さが約4センチ、顔面の幅が約3センチです。これらは、ご指定による混乱や取り違えを防ぐために、お送りするヘッドの選定は、弊店におまかせとさせていただきます。