少女の写真のペンダント
古いものは、時として夢と現を繋ぐ魔法の道具になります。誰かに抱かれている女の子。笑顔で何かを見ているようです。今から120年ほど前のイギリスに確かにいた少女のモノクロの写真。それが切り抜かれて金色のペンダントに納められています。さあ、現世のお話はここまで、ここから先は時空を超えた夢の世界になります。
お孫さんと遠く離れて住んでいるお祖父さんやお祖母さん、仕事でしばらく家を離れることになったお父さんやお母さん、そんな人たちの持ち物だったのか。はたまた、幼くして亡くなった小さな魂を忘れないためのペンダントだったのか。だれが、いつ、どこで、なぜ、そしてどんな時が流れたのか。
古く遠い世界から来た小さなものに誘われて、どうぞひと時の旅にお出かけください。
ヴィクトリア朝が終わった直後、1901年から1910年、エドワード朝のイギリスのもので、素材は枠が金メッキよりもずっと層が厚い金張りで、表裏の透明なカバーは樹脂製です。
サイズは、直径が約2.2センチ、チェーンは現行品で長さが約44センチです。
チェーンをつける環がある取っ手部分はネジになっておりますので、回すと取ることができます。そうすると枠が緩んで、透明なカバーが外れるようになっています。中に納められた写真はどこか別に移して、お好きな写真を入れてお使いになることもできますし、裏も透明なカバーですので、両面から見えるようにものを入れることもできます。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。