漆黒の闇に見える夜空にも光が潜んでいます。月の光や星明かりに照らされて、空もほんのりと濃い青を帯びてくる、そんな夜空を切り取ったようなサファイアの指輪です。
黒に近い濃い青のサファイアは艶やかにカットされ、角度によって優しく煌き、特に自然光の元ではその内に小さな青い光を宿します。中央に置かれたクリアなペーストガラスの粒は、さしずめ輝く星明かりでしょうか。この指輪を眺めていると、夜空を見上げているうちにいつしかその中に吸い込まれてしまいそうになる、そんな気分になってしまいます。
深く澄んだ星空を、どうぞあなた様の指先でお楽しみなってはいかがでしょうか。

20世紀前半までのイギリス製です。サイズは、ヘッド部分が直径約1.3センチ、リングは日本の規格で大体11号程度です。
使用されているサファイアについては買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。また、古いものですので傷、汚れがあります。