金張りのメカニカルペンシルペンダント
余分な光沢を削ぎ落とした上品な金を纏い、繊細な植物を刻んだ細身のフォルムがエレガントなメカニカルペンシルです。金メッキよりもずっと層の厚い金張りで、そこに古色が舞い降りてしっとりと落ち着いた質感がお楽しみいただけます。
また、ヘッドには琥珀色のペーストガラスがセットされ、綺麗にカットされた中に密やかな光を宿しています。
サイズは芯の部分を格納して約4.5センチ、筆記用に伸ばして約6センチととてもコンパクトで華奢な造りなので女性持ちのお品かもしれません。オリジナルの環がついておりましたので、そこにチェーンをつけました。一筋走る金の光のように、ペンダントとして身に着けても素敵かと思います。はるか昔のイギリスでも、女性が同じように身に着けて、どこかのお集まりで言葉を交わした方のお名前などをさっと書き留めるのに使ったのではないでしょうか。
ごく短い芯を先端から入れ、格納される部分を回して芯を出し入れします。手持ちの芯では合いませんでしたが、0.9ミリから1ミリ程度の芯が合うかもしれません。ボールペンなどなく、他の筆記用具と言えばつけペンくらいの時代に、このペンシルはとても便利だったことでしょう。
1880年代、ヴィクトリア朝のイギリス製です。チェーンは現行品で、長さが約46センチです。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。