金と銀のイニシャルリング "EN"
植物の曲線を思わせるような流麗な書体で"E N"のイニシャルが彫り込まれた指輪です。インシャルは9カラットの金の板に彫られて、それがシルバーの台座に埋め込まれています。純金は白みの強い金色ですが、それに他の金属を混ぜることで強度を増すともに赤みを加えるなど色彩を整えました。9カラットのゴールドもそのひとつで、その色みからピンクゴールド、シャンパンゴールドなどとも呼ばれますが、さらに古色も相まってしっとりと落ち着いた輝きになっています。
台座のリングはシルバーに金メッキが施されていたようですが、実際に長らく着けていたために磨耗して、シルバーの地金が見えています。それが、銀に金の影が差したような景色になっていて、これも古いものならではの魅力と言えましょう。
金と銀が出会い、時の流れとともにいつしか無二の関係になった。昔馴染みの相棒が今も仲良く時を紡いでいるようなリングの、新しい相棒に仲間入りしてはいかがでしょうか。
1920年代、アール・デコの時代のイギリス製です。イニシャルが彫られた面のサイズは約1×1.2
センチ、リングは日本の規格で大体20号程度です。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。