デスカード「百合と錨を持つ天使」
天使が錨を捧げ持ち、マドンナリリーを摘もうとしています。錨はキリスト教のシンボルのひとつであり、安全や誠実さを象徴しています。このカードには銀色のインクがふんだんに使われ、厳かな中にも華やかな印象です。この人物は1889年に亡くなっています。約11㎝×6.5㎝。オランダ製。
デスカードとはお葬式で配られるカードで、裏面に亡くなった方の名前や日付け、どんな人柄、どんな人生だったのか、お祈りの言葉などが書かれています。静謐で美しい絵柄のものが多く、ホーリーカードとはまた違った魅力があります。
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