花のシュガーシフター
かつて砂糖は固形で売られていました。それをすり潰して使うのですが、食べ物に振りかけるにはもう少しきめの細かいサラサラの砂糖が欲しいですね。そんな時こそこのスプーンの出番です。
こちらはシュガーシフタースプーンと申しまして、粗い砂糖を振るうためのものなのです。葉っぱの上に花が咲いている様子を図式化したデザインもおしゃれで、シュガーポットなどの隣に置いてテーブルを楽しくするカトラリーと言えましょう。
裏面の刻印は細かいこともあり明確にはなりませんでしたが、どうやらシルバープレート、すなわち銀メッキの製品と思われます。ただ、フランスではシルバープレートにもきちんとホールマークを刻み、決して安価な品として扱ったりはしませんでした。
お気に入りのコーヒーシュガーや岩塩を少し挽いた後、このスプーンで振りかけてはいかがでしょう。現代のテーブルでも色々と使えそうですね。
20世紀初めの頃までのフランス製です。サイズは全体が約20.7センチ、掬う部分の直径が約6.5センチで、スプーンとしては比較的大振りです。
古いものですので若干の傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。