暗闇に浮かぶ地球外生命体の宮殿のようなこれは微細なプランクトンです。一般に肉眼で見ることは難しいのですが、光学機器の進歩により優れたスケッチがとられ、その造形を見た人々に衝撃を与えました。
こちらは20世紀の前半の一般向け博物書の1ページですが、不思議な立体感をともなってふわふわと漂っているような姿に眼を奪われます。本来、ポスターではないのですが、配置にも優れたデザインのセンスを感じさせます。書籍のページですので裏にも挿絵と文字が印刷されています。図像を飾ってもさりげなく神秘的な雰囲気でよいのですが、挿絵と文字のページもユニークな1点になるかもしれません。

20世紀の中頃までにドイツで出版されました。サイズは約21.5×27.5センチです。
綴じからはずした跡があり、古いものですので傷、汚れがあります。