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天文図版「テバット彗星」

19世紀は彗星の世紀でもありました。その世紀に地球を訪れた8つの大彗星のひとつが、1861年に観測されたこのテバット彗星です。この図版の原画となるスケッチは、彗星などに関する多くの論文を表し、のちにウィーン天文台長となったエトムント・ヴァイスの手によるもので、まさに地球に最接近した1861年6月30日に描かれました。その日、この彗星はとても明るく深夜でも影を落とすほどになり、その尾は90度にも広がりました。その様が記録されたわけですが、彗星だけでなくそれが水面に映る姿、煌々と照らされる岩や草木など、その夜、水面を漂っていた空気まで感じられるような雰囲気のある絵になっています。
もちろん彼は細かな観測も怠らず、下の彗星頭部のスケッチは同年6月30日と7月2日のものです。
彼は天文学者であり、その夜、観測を目的にそこにいたのでしょうが、それでもこの光景を目の当たりにして素晴らしいと感じたのではないかと私は想像します。何故ならば、その時の彼の感動がこの絵から伝わってくるように思うからです。
テバット彗星は今も宇宙の旅を続け、次は23世紀に地球に戻ってきます。

19世紀、ドイツで出版された一般向け天文学書籍の1ページで、色彩リトグラフにより印刷されています。サイズは約23×31.5センチです。
綴じからはずされた跡があり、古いものですので切れや傷、汚れがあります。

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