手彩色銅版博物画「ネコ シャルトリュー」
パリの住宅の屋根の上でしょうか、ネコが描かれています。こちらはシャルトリューというフランスを原産とする一品種で、当地では古くから知られているネコです。こちらはフランスの博物学者ビュフォンの「一般と個別の博物誌」の英語版の1ページなのですが、自然界の全てを収集する博物学では身近なネコもきちんと記録、紹介するわけです。特徴的な短い毛並みや肢体まで生き生きとした表現や手彩色も見事ですが、赤茶けたレンガや雲の間からのぞく薄青い空も何気ないパリの一日を感じさせて魅力的です。
1812年、ロンドンで製作されました。サイズは全体が約13.3×21.2センチです。
綴じを外した跡があり、古いものですので他にも傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。