ファセットカットされた艶やかなブラックのガラスを3つ、優雅な金線細工に置いたブレスレットです。綺麗にカットされた粒は漆黒ではなくほんのわずかに赤みを帯びており、不透明ですが、ガラス特有の内に光を含んだような瑞々しく優しい質感です。
台座は金色の曲線を組み合わせたデザインで、金属の線に施されたごく小さな刻みには繊細で上品な煌めきが宿っています。
この美しいガラスの粒と手の込んだ仕上げの台座が相まって、とてもエレガントなブレスレットになっています。

ヴィクトリア朝の後の1901年から1910年、エドワード朝のイギリス製です。
サイズは、装飾の部分が直線で約2.2×5センチ、輪の内寸が直径約5×4センチの楕円形です。装着する際にチェーンがついている箇所のピンを抜くとある程度広がりますが、手首の細い方にお勧めします。
古いものですので傷、汚れがあります。