ベルギー製の天球儀です。天球儀の周囲に散りばめられた金属製の星座がユニークです。学校で惑星の軌道などを説明する際に使われた教材です。当時の少年たちが目を輝かせて見入ったのではないでしょうか。

Prf. Ernst Francois Cambier が、彼の会社 IVACで製作しました。この太陽系モデルの製品は1880年から1909年まで作られていたことがわかっています。サイズは、スタンドを含む天球儀の高さが約63センチ、天球儀の外寸が約43センチです。全体に傷みや汚れがあり、スタンドと天球儀を接続する金属の棒が少し曲がっているため、ネジを締めることができませんが、ぐらぐらしたり、不安定なことはありません。影も美しいので、ライティングしてインテリアにいかがでしょう。