繊細な装飾に包まれた可憐なガーネットの指輪です。この石は光を浴びると深いワインレッドが煌めきを宿し、それが光線が傾くと濃く、かすかに紫を感じさせる色味へと変化していきます。
台座はシルバーで、手の込んだ細やかな意匠がこの指輪をよりエレガントに引き立てています。
明朗な笑顔が瑞々しい光を湛えながらも翳りを見せる時、そこには高貴な憂いが漂っている。そんな謎めいた魅力を秘めたガーネットです。

20世紀中頃までのイギリス製です。サイズは、3つ並んだガーネット部分が幅約1.3センチ、リングは日本の規格でだいたい9号程度です。
使用されているガーネットについては買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。
古いものですので傷、汚れがあります。