古い手回しオルゴール
フランスの古い手回しオルゴールです。ハンドルを向かって時計回りに回すと音楽が流れます。ケースの絵は、男の子が笛を吹き女の子が歌っています。周囲には古代ギリシャの竪琴が浮き彫りにされ、ほのぼのと懐かしい子ども達の姿とともに、古から今に至る素朴で純粋な音楽の喜びが湧き出すようです。
実際に流れる曲を聴くと、いくつかのピンが欠落、あるいは調子がおかしくなっているようですが、このギッタンバッコンとちょっと調子の外れた音楽からは、人の温かみ、打ち捨てられた哀しみ、遠い想い出、心の奥底に隠された秘密のお話などなど数えきれないものがないまぜになって響いて来るようです。もはや何の曲だったのかはわかりませんが、この古いオルゴールならではの音楽を奏でてくれます。手回しですのでテンポも自由に変えられます。その時々の心のままにお楽しみください。
19世紀のフランス製です。サイズは直径が約8センチ、外周の厚みが約3.5センチです。ハンドルと反対側の円形の板は絵が判別できない状態で、少し内側に入り込んでいるようです。ハンドルも少し傾いていますが、オルゴールを奏でる機能はあります。古いものですので他にも傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。