黄水晶の剣のブローチ
大粒の黄水晶が美しいブローチです。透き通る粒が綺麗にカットされ、清らかな佇まいが角度によって銀の光を放ちます。元々はスコットランドのキルトピンで、そうしてみると剣の意匠も頷けます。
剣の素材は銀の純度が90%以上のシルバー900です。余計なものを全て剥ぎ取った鈍く重厚な艶がストイックな精神性を物語っているようで、一粒置かれた水晶とともに神秘的な雰囲気を纏っています。スコットランド、ケアンゴーム山脈は黄水晶の産地で、その土地の石を使って伝統衣装キルトをとめるピンが作られました。こちらの石はケアンゴーム産と確認することはできませんが、この装身具からはケルト文化の香りが立ち昇ります。
比較的大振りですので、ジャケットの襟に飾っても、厚手のコートなどでも豊かな雰囲気を漂わせる一品となることでしょう。
19世紀、ヴィクトリア朝のイギリス製です。サイズは、全体の長さが約7.5センチ、黄水晶の直径が約1.4センチです。
使用されている水晶については買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。