グロリオサのピアス
銀の葉が波をうち、先端が巻きひげのようになっている、自由な生命の躍動を感じさせるグロリオサのピアスです。グロリオサは熱帯アジア、アフリカ原産の植物で、実際に葉先を巻きつけて成長し、高さ3メートルにもなるそうです。自然の伸びやかな造形をそのままシルバーに写しとったような、いかにもアール・ヌーヴォーらしいスタイルのお品です。
素材の刻印は確認できませんが、買い付け時の情報ではシルバーでテスト済みとのことです。時の流れで黒みを帯びて陰影を深めた佇まいが、その魅力をより深くしています。
今回、オリジナルではありませんが、雰囲気がよく合うジュエリーケースがありましたのでおつけいます。なんと、このケースはアフリカ、ケニアの首都ナイロビの宝飾店のもののようです。植物の細かい葉を思わせるデザインもそうですが、その出自もグロリオサにぴったりのケースですね。
ピアスは1900年前後のイギリス製と思われますが、ケースもほぼ同時代のものでしょう。
サイズは約1.6×2センチです。
古いものですので、ピアス、ケースともに傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。