楽譜「コメット・ギャロップ」
彗星を望遠鏡で観測する男性が表紙に居る "THE COMET GALLOP" 「彗星のギャロップ」と書かれた楽譜です。ギャロップは多数の男女が手を繋いで大きな輪になってぐるぐる回るダンスで、1820年代にウィーンで流行しましたが、猛烈な速さで回転したため健康に悪いと禁止になったほどでした。
空に光の尾をひく彗星を思いながら、みんなで輪を作ってダンスを楽しんだのでしょうか。表紙の絵も、描かれた彗星や雲に雰囲気があり、当時の人々の空への憧れが伝わってくるようです。
20世紀の初めの頃までに、イギリス、デヴォン州、エクセターで出版されたものと思われます。
W. Mardonの作曲で、Ladg Parkerという人に献呈されています。サイズは約25.2×33.7センチです。
古いものですので切れや傷み、汚れがありますが、綴じは離れておりません。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。