つけペンのペン先のセットです。19世紀から20世紀前半までの様々な種類のペン先を合計70本以上詰め合わせました。
紙箱はフランス、パリの Blanzy & Poure & Cie. のもので、こちらでもペン軸やペン先などを色々と販売していたのでしょう。1867年のパリ博覧会のことなどが記されています。ブルーに金の花綱模様、1862年ロンドン博覧会で受けた勲章などが描かれ、とても優雅なデザインです。
しかし中身は前述の通り様々に詰め替えてあり、フランス製、アメリカ製、イギリス製などがございます。お持ちのペン軸にもよりますが、現代のペン軸にもつけられると思いますので、色々と書き味を試してみてはいかがでしょうか。当時、各国が競った書き心地を体験するのも興味深いですね。

詰め合わせたペン先はデッドストックも多いのですが、中には使用感のあるもの、錆のあるものもございます。内箱の縦横が約4.2×6.7センチですので、サイズの参考にしてください。