つけペンのペン先のセットです。19世紀から20世紀前半までの様々な種類のペン先を合計60本以上詰め合わせました。
紙箱はフランス、パリのもので「ロンド体用のペン先」などと記されています。フランス書体には大まかに3種類があり、そのうちのひとつがロンド体なのです。18世紀から19世紀はこのロンド体がよく使われていたのだそうで、それでこのようなペン先も販売されていたのでしょうね。
しかし中身は前述の通り様々に詰め替えてあり、フランス製、アメリカ製、イギリス製などがございます。お持ちのペン軸にもよりますが、現代のペン軸にもつけられると思いますので、色々と書き味を試してみてはいかがでしょうか。いい機会ですからどんな書体に合うかなどを調べて見るのも一興かもしれません。

詰め合わせたペン先はデッドストックも多いのですが、中には使用感のあるもの、錆のあるものもございます。内箱の縦横が約3.2×5.5センチですので、サイズの参考にしてください。