すずらんの花瓶
爽やかな初夏の青空にすずらんが光り輝いてるような意匠ですが、ふと視点を変えると、まるで海に小さなクラゲ達が漂っているという可愛らしくも幻想的な景色にも見えるユニークな花瓶です。
覗き込むと吸い込まれてしまいそうなガラスの深い深い強い青みが特徴的ですが、これは18世紀、イギリスのブリストルで考案されたブリストルブルーです。その後、当地以外でも広く製造されるようになりましたが、この深く美しいガラスの色は発祥地の地名にちなんでブリストルブルーと呼ばれてきました。日差しの中ではまた違う感じの青になり、後ろに引く青い影もお楽しみいただけます。
活けた花をより引き立ててくれることはもちろんですが、暑い季節には単体で飾っても涼しげに見えるかもしれませんね。
20世紀初めの頃までのイギリス製です。サイズは、開口部の直径が約4.5センチ、高さが約21.5センチです。
古いものですので彩色に擦れや剥げがあり、傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。