赤いガーネットを白い煌めきが取り巻く、芳しい花の如く匂い立つようなリングです。
メインストーンのガーネットは艶やかな黒みを帯び、奥深くに微かな光を宿す姿がエレガントな中にもどこか神秘的な雰囲気です。
周囲に置かれた粒は綺麗なカットが施され、少し白みを帯びた印象です。光の加減で美しい煌めきを放ち、中央の凛としたガーネットに優しさと上品な華やかさを与えています。
台座は銀の純度が92.5%以上のスターリングシルバーで、素材が少し古色を帯びて落ち着いた質感です。固定する爪が大小の粒の周りに細かく顔を覗かせるようになっており、その様は柔らかく輝く星々による縁取りのようです。
深みのあるガーネットとそれを取り巻く様々な煌めきの素晴らしいハーモニーが、まさに生命に溢れた5月の花のような指輪を創り上げています。

台座の刻印から1987年、イギリス、バーミンガムでシルバーの検定を受けたものとわかります。オールドスタイルながら、弊店のお品としてはやや新しいヴィンテージですので、少々、お買い得なお値段にいたしました。
サイズは約1×1.2センチ、リングは日本の規格でだいたい13号と14号の中間くらいです。
ガーネットについては買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。
古いものですので傷、汚れがあります。