クリアな水晶のペンダントです。こちらはペンデュラムでしょう。ペンデュラムとは元々は「振り子」という意味ですが、かつて水脈や鉱脈を探す際に用いられ、さらに探し求める場所を指し示す占いの道具となりました。その動きは持っている人の守護霊によるとも潜在意識を反映するとも言われており、自らの心の声に耳を傾ける際に使われるものと考えてよいでしょう。
このロッククリスタルは6角柱の形にカットされていますが、それぞれの面が不均一に歪んだ造形で、各面に異なる模様が浮かび、天然石の面影を十分に残した造形と質感になっています。掘り出された水晶をそのまま身につけたような、ちょっと神秘的な雰囲気のお品です。
台座は銀の純度が92.5%以上のスターリングシルバーで、こちらも古色を帯びた鈍い質感が素敵です。チェーンもオリジナルで、長さが約49センチです。

20世紀前半までのイギリス製と思われます。サイズは6角柱が約4センチ、台座を含めて約5センチです。
古いものですので傷、汚れがありますが、水晶についてはこの石特有のものもあります。
使われている石は買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。