夜空に燃える星の義眼
紺色は夜空の色です。深く暗い紺の闇に突然、燃える星が現れました。自然界では現実に起こり得るのか、定かではありませんが、そんな光景を思わせる義眼です。
虹彩には明るい青を背景に白い筋が踊り、黒目の周りから少し濁った黄色が滲み、光の如く放射状に拡がる。それは、燃える星の放つ光で、暗い空が昼間の青空のようになったような景色です。周囲は光を含んだ美しい紺色の環。そこにはまだ澄み渡る夜空が残って、燃える星の光を吸い込むように周りを包んでいます。
重層的な色と光が織りなす幻想の世界は、透き通るガラスに施された細工ならではのものです。室内でご覧になる時、自然光のもとでご覧になる時、また光の加減でもその色み、表情は様々に変化します。どうぞお手元で、小さな塊の中に広がる不思議な世界をお楽しみください。
20世紀初めの頃までのドイツ製です。画像の黒い箱の1辺が約3.7センチですので、お品物のサイズの参考にしてください。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。