銀色の襟留め
幸運を受けとめるという馬蹄形の周囲に植物を散りばめた、優雅な中にも重厚な意匠の金属製襟留めです。こちらは "boucle de cape" と申しましてコートやマント、ケープなどの襟に縫い付けてバックルとして使います。デザインの中に各3箇所ずつ半円の環があるのでそこに糸を通してお手持ちの衣装に縫い付けてお使い下さい。
綺麗にカットして磨いた鉄で花や葉を造り、銀メッキを施しています。それが各所に黒みを帯び、元々のメタリックな質感が深い陰影をまとった表情からは、このお品が経てきた長い時の流れが感じられます。
古いものですので少し錆が見られますが、本体を全体的にティッシュで擦ったところ、目立つ錆の付着はありませんでした。もし、お気になさるようでしたら、白や特に薄い色の生地での使用はお控えください。
19世紀、イギリス製。サイズは1点が約4.7×4.9センチ、フックの部分が約1.5センチです。
古いものですので前述の錆の他に若干の傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。