ローズゴールドのバングル
円の半分に植物の文様が刻まれた、金張りのバングルです。文様は柔らかな動きを感じさせる優雅な曲線を描き、表面には未だ上品な煌めきをまとっています。
金張りは、ごく薄い金の板を合金の芯に圧着させたもので、金メッキよりはるかに金の層が厚くなります。装飾品の場合、通常、金メッキでは最大でも厚さが1ミクロンまでですがこちらのお品は厚さが50ミクロンあります。また金に他の金属を混ぜることで色みを整え、摩耗などの強度を増した9カラットの金を使用しており、白っぽい金色である純金と比較するとやや赤みを帯びた色合いが特徴で「ローズゴールド」とも呼ばれています。
やんわりと舞い降りた古色が華やかなローズの輝きに落ち着きを与え、素材のしっとりとした質感と相まって、時の流れだけが生み出すことのできるエレガントな佇まいになっています。
20世紀中頃のイギリス製。サイズは、内寸が直径最小約5.4センチ、最大約5.8センチで、やや楕円形です。長さ約6センチのチェーンがついており、留め金部分を少しずらすとフックが外れて開きます。
古いものですので傷、汚れがありますが、留め金はきちんと閉まります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。