光を放つ星のような意匠が浮き彫りになっているペンダントです。発光体としての星は「真理、啓示、希望」などのシンボルとされますが、このお品も抽象的なデザインに何か意味を秘めているようでどこか神秘的な雰囲気も感じられます。星の角の周りにも煌めきを表すような細かい刻みが施され、装飾も手が込んでいます。
仕上げは金メッキよりもずっと層の厚い金張りで、未だに残る鈍い艶がこのお品の雰囲気をさらに増してよい質感です。
蓋を開けて中にものを入れることができるロケットになっています。シンボリックな意匠のペンダントは、お持ちの方にとって意味のあるものをそっと忍ばせるアイテムとして相応しいものと思います。

1880年代、ヴィクトリア朝のイギリス製で、サイズは約2.3×3センチ、チェーンは現行品で長さが約43センチです。
古いものですので傷、汚れがあります。