花のロケットペンダント
両面に花を浮き彫りにしたペンダントです。中を開けて何かを納めることができます。
片方はアイリスでしょうか、もう片方ははっきりしませんが花をモチーフにしたものであることははっきりとわかります。両面全体に花と曲線を複雑に組み合わせた手の込んだ意匠になっています。
仕上げは金メッキより層の厚い金張りとのことで、素材の艶やかな質感も残っています。ただ、はげた部分も見られ、実際に使われたようですが、さて、どのような方が何を忍ばせたものでしょうか。製作は1880年代、ヴィクトリア朝も後半に入ったイギリスとのことです。当時、秘めておかなければならないことも多かったことでしょうし、それだけでなくそっと身につけておきたい想い出もあったことでしょう。そして今も、それはあまり変わらないのかも知れません。かつての持ち主の気配も道連れに、今、また何かをそっとひそませるのも、古いものを所有する時空を超えた楽しみと言えましょう。本来は写真を入れるものですが、厚みがあるので小さなものなら入れられます。思い出の品や大切な形見を入れて。またちょっとしたピルケースにもなりそうです。プレゼントにも素敵だと思います。
サイズは約2.5×3センチで、チェーンは現行品で約43センチです。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。