ツバメの壁掛け(小)
濃淡の青が美しい陶器のツバメの壁掛けです。僅かにグレーを帯びた青、黒みを帯びた青と様々な青をまとい、その頰をほんのりとピンク色に染めた姿は、まさに春の空を滑空する清々しいツバメのイメージそのままです。
さらに、光を浴びると美しい虹色の光沢を見せる釉薬がかかっており、光線の角度で羽の筋も青い煌めきに変わります。それはまるで土で作られたツバメに一瞬、艶やかな生命が吹き込まれたかのようです。
裏に金具を引っ掛ける穴がありますので、落下に十分ご注意の上、釘、フックなどで壁に掛けることができます。世界中で幸福、吉兆の象徴とされるツバメの生き生きと美しい姿を、どうぞお手元でお楽しみください。
製作年の詳細は不明ですが、20世紀中頃までのフランス製と思われます。
サイズは、くちばしから尾羽の最後端までが約13.5センチ、両翼端の間が直線で約14センチ、重量は約87グラムです。
古いものですので若干の汚れなどありますが、時代の割りにはよい状態です。内部は空洞ではなく、何かコルクのようなものが詰められています。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。