ピーコックグリーンのリング
複雑な深みがありながらすっと涼やかな風を感じるような、なんとも爽やかで美しい色味のリングです。綺麗な粒がリング全周に切れ目なく置かれたエタニティリングのスタイルで、穏やかに光を含むピーコックグリーンの輪があなたの指に現れます。
この粒はその密度や研磨方法を工夫した末に考案されたペーストガラスで、希少な宝石に引けを取らない素材を豊富に使って自由なデザインを実現したいと願う19世紀末から20世紀初頭のデザイナー達によって多用されました。
台座には "9CT" の刻印が見えますので、39.5%の金に他の金属を混ぜて摩耗に強くし、色を整えた9カラットゴールドと思われます。こちらは金よりもずっと白色を増して、ほとんどシルバーのような風合いですが、側面にちょっと不思議な波模様が彫られており、そこに薄く金色がのぞいている姿がとても手が込んでいて素敵です。
1920年代から30年代、アール・デコの時代のイギリス製で、サイズは、リングの幅が約0.3センチ、リングのサイズは日本の規格でだいたい13号くらいです。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。