ガーネットの十字架
血の粒が十字を描いたようなクロスです。綺麗にカットされた石はガーネットで、大小の粒が巧みに組み合わせられています。中央には花が開いたように、あるいはそこから光が発せられているかのように放射状に石が置かれ、4隅には金色の枠をはめたハートがあります。このハートはイエス・キリストの人類に対する愛を象徴する聖心でしょう。
金属の台座は石の裏に光が透過するようになっており、光を含んだガーネットは瑞々しく、角度によって幾つもの煌めきを放つ様はとてもエレガントです。
まさに血のようなガーネットを使い、細部まで手の込んだ意匠で仕上げられたこの美しい十字架からは、製作者の込めた深い想いが滲んでくるかのようです。
1920年代から30年代、アール・デコの時代のイギリス製。
サイズは約2.8×3.8センチ、チェーンは現行品で長さが約43センチです。
使用されている石については買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。
古いものですので傷、歪み、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。