ほんのりと薄いブルーのガラスがとても爽やかな脚付きボウルです。
こちらは20世紀の初頭にアメリカ合衆国、インディアナ州ダンケルクで操業したインディアナグラス社で作られました。この会社は、クリスタルガラスがもてはやされる時代に素敵な色彩をまとったガラス器を次々と世に送り出したガラスメーカーで、その最盛期は1970年代、その後21世紀に入って操業を停止しました。
こちらも、その最盛期、1970年代に作られた"Kings Crown" シリーズの"Wedding Bowl" と名付けられたお品で、この美しいアクアブルーは "Horizon Blue"となっています。そのようなわけで、アメリカ、ミッドセンチュリーの、洗練されたモダンとは違う、明るく陽気な時代の名残が滲んでくるようなお品になっているのです。

サイズは、開口部が直径約12センチ、高さが約13センチです。
古いものですので若干の汚れの他、製造時からの突起、傷などがあります。