ネプチューンのシュガーポット
アイルランド、ベリーク窯のネプチューンシリーズのシュガーポットです。
ポーセリンマークは19世紀中頃の創業から6番目のグリーンマークで、1965年から1980年に作られたことを表していますが、ネプチューンのポット類はデザイン、大きさなどが頻繁に変更されたようで、こちらのお品はネプチューンの名前にふさわしく、全体が貝を思わせる大胆な意匠です。また、外側は滑らかな光沢を帯びたアイボリーで、内側にくすんだ黄色みを帯びた釉薬がかかっています。この釉薬はラスター彩とも呼ばれ、磨いた真珠貝を思わせる艶を帯び、このお品の大きな特徴となっています。
別にご紹介したカップ&ソーサーなどとも似た風合いですので、両者の相性は大変よいと思います。
サイズは開口部が直径約9.5センチ、高さが約5センチです。
内側の釉薬に筋状の模様がありますが、これは製作時からのものと思われます。また、古いものですので若干の汚れがありますが、時代の割りにはよい状態です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。