マルスとヴィーナスの印章ペンダント
精緻な像が彫られた濃い葡萄酒色のガラスの印章です。この像はマルスとヴィーナスを描いたもののようです。
マルスはローマ神話の戦いと農耕の神で、火星の象徴でもあります。そしてこの神は、愛と美の女神であり金星の象徴でもあるヴィーナスに愛されるのです。この印章はそのふたりの姿を彫り上げたものですが、とてもよい仕上がりで実際に封蝋に押してもよい印影をとることができると思われます。
買い付けた時はガラスの印章だったのですが、せっかく素敵な彫刻が施されているので、オリジナルシルバーの工房浮草さんに依頼してペンダントに仕立てました。シルバーの台座は枠のみで、印章は爪で固定されております。裏から光が入ると濃い不透明なガラスがぽっと光を含んで柔らかなワインの色に変わり、そこにふたりの姿が浮かび上がります。どうぞお手元でお試しになってください。
印章は20世紀初めの頃までのフランスないしはイギリス製と思われます。
サイズは約1.5×2センチで、チェーンは現行品で長さが約43センチです。
印章は古いものですので汚れなどがありますが、時代の割にはよい状態です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。