オパールセントのガラス器
ユニークなフォルムの蓋つきガラス器です。オパールセントガラスは青白い佇まいが特徴なのですが、こちらはガラスの厚みがあり、特に脚部は乳白の印象が強いお品です。しかし、脚部を除く全体が四角錐の形にカットされており、光を浴びると多様な面と谷の部分にアプリコットの遊色が複雑に浮かびます。それはある時は光の塊であり、またある時は光の筋となり、また濃いオレンジ色、薄いレモン色と様々に変化します。
蓋も上半分が開くという面白い形状です。さてさて、ここに何を入れましょうか。それを誰かの前でパカリと開けて見せたら、皆さんが思わずにっこりとなるかもしれません。
不思議な姿に美しく光を纏い、神秘的な雰囲気の中にちょっと愛嬌もあるという、本当に独特な存在感のお品です。
20世紀初めの頃までのイギリスないしはアメリカ合衆国製。
サイズは、全体の高さが約12センチ、開口部の直径が約7センチです。
蓋が合わさる箇所の上下、ギザギザの部分に若干の欠けがあり、古いものですので他にも傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。