ベツレヘムの十字架ブローチ
真珠貝を手彫りしたブローチです。光を浴びるとブローチ全体に真珠貝特有の虹色の光沢が浮かび上がります。天然の素材を彫っていますので小さな十字架が歪になっていますが、こちらは大きな十字架の四方に小さな十字架を置いた「エルサレム十字」と思われます。この十字は1280年代からエルサレム王国の紋章に使われ、合計5つの十字はキリストの五つの聖痕を表すともキリストと福音を著した四人を表すとも言われています。
20世紀中頃までのベツレヘム製と思われます。サイズは直径約2.6センチです。
ピンを貼り直したと思われる接着剤がはみ出した跡がありますが、表面の光沢などは時代の割りによい状態です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。