オパールセントガラスのボンボニエール
オパールセントガラスのボンボニエールです。オパールセントガラスは光を含んだガラスらしからぬ柔らかな質感で、光の具合によって青白く光ったりアプリコットの遊色を見せたりと本当に様々な表情を見せます。
こちらのお品は、ぼぉっと青白く幻想的な佇まいが水中を漂うクラゲを思わせます。そこに光を受けると透明感のある遊色が全体にほんのりと現れ、その色味は夕暮れ時、大気に満ちてくる夕陽のようです。もし夕陽が沈む海の中で漂うクラゲを見たらこんな風に見えるのかも知れないなどと、ふと想像してしまいます。
ボンボニエールは、もともとは結婚式などのお祝いの時に、中にドラジェというアーモンドの砂糖菓子を入れて来てくださった方に贈る際に使う容器です。お祝いに相応しく、夢の中に出てくるような雰囲気のオパールセントガラスをどうぞお楽しみください。
20世紀中頃までのフランス製。オパールセントガラスを多く手がけたサビノの工房で製作されたものです。サイズは直径が最大で約10センチ、高さが約8センチです。
古いものですので若干の汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。