20世紀初めの頃、アメリカ製の宇宙時計です。地球の周りを月と星の針が巡る未来派的なデザイン！ ドーム型の分厚いガラスが嵌められ、美しい青を背景に銀の星が煌めく夜空には不思議な奥行きを感じます。まだ人が星の世界を旅するなど空想物語だった時代、当時の宇宙に対する憧れが結晶したような時計です。
竜頭を回しても針は動かず、ねじも巻けません。時計としての使用は出来ませんが、宇宙時計が動く事自体が珍しいです。枠はベークライトなので経年によって縮み、崩壊するような状態ではありませんが、ひび割れがあります。それでもこの美しい青とモダンで可愛いデザインは魅力ですね。約195グラムと手頃な重さがありますので、デスクトップでのペーパーウエイトなどにお使いください。

1930年代、アメリカ製で、サイズは、直径約7.5センチです。
古いものですので前述のひび割れの他、ガラスの内側、本体の外側に傷、汚れがあります