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メルキュール骨董店

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ブリストルブルーの香水瓶

ガラス部分の青がとても美しい、イギリス、ヴィクトリア朝の香水瓶です。
18世紀後半にイギリス、ブリストルで、とても発色のよい青色ガラスが考案されました。その後、19世紀から20世紀初めの薬瓶や食器などのガラスにこの美しい青が使われ、時代が降ってブリストル以外で生産されるようになっても、この青色は発祥の地にちなんでブリストルブルーと呼ばれました。この香水瓶のガラスの青色も、そのブリストルブルーと言ってよいと思います。
真鍮の部分は滑らかな艶を帯び、長い時の流れだけが創り出すことのできる素晴らしい風合いになっています。
外蓋は未だにパチンと閉まり、中にオリジナルのガラス栓もきちんと残っており、さらに買い付けた時に古い綿が入っていました。これは液体の漏れを防ぐためだけではなく、ひょっとするとその綿に染み込んだ香水を、外出先での気付け薬として嗅いだのかも知れません。実際、当時の香水は身体につけるだけでなく、女性の気付けとしてもよく使われたようですので、この瓶もそのようにして持ち歩かれたのでしょう。「もう気分が悪くなりそう。」などという時に、そっと後ろを向いて香りを吸い、またシャキッと何でもない風にしているなんて大変そうですが、ヴィクトリア朝の小説では気付けにブランデーだ嗅ぎ薬だと大騒ぎする場面もよく出てきます。

19世紀の終わり、ヴィクトリア朝末のイギリス製で、サイズは全体が約6.3センチです。
底の方の側面に欠けがありますが貫通していませんので、実用できます。
古いものですので他にも傷、汚れがあります。

こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。

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