ほんのりと金色のハートに花が彫り込まれ、バンド部分にも植物をモチーフにした装飾が施された、ヴィクトリア朝、イギリスのブレスレットです。金メッキよりも層の厚い金張りで、金にあえて混ぜ物をして黄色みを増したイエローゴールドが使われているようです。表面は未だ柔らかく艶やかな輝きを残し、丸みを帯びた優しい質感は、華やかでありながら少し控えめで上品な雰囲気を漂わせています。
身につける際にバンドを切り離す機構はついておらず、バンド自体が若干伸びる構造になっています。この伸びは本当に若干ですので、どうぞご注意ください。

1901年までのヴィクトリア朝のイギリス製。サイズは、ハートの部分が横約1.9センチ、縦約2センチで、バンドの直径が内寸約5センチ程度です。
バンドの各パーツの側面、伸ばす部分の表面に錆が浮いており、古いものですので他にも傷、汚れがあります。