フリーメイソンの腕章
紫のシルクに金糸の縁取りとフリンジをあしらった19世紀、フランスの腕章です。中央に真鍮の「握手をする手」 "shaking hands" が置かれていますので、これはフリーメイソンのアイテムであるものと思われます。
「握手をする手」はメイソンの間では「連帯」「友愛」「絆」「信頼」「調和」などの象徴とされています。また腕章の生地にも使われている紫は、青と赤の混色であることから「調和」「連帯」「友愛」「絆」「和解」などを表す色とされているのです。このことから、この腕章はメイソンが連帯や友愛を示す際に身につけたものと推測されます。
深みのある紫に重みのある金糸の取り合わせは、長い時間の流れによって古色を帯びたよい風合いになっています。
サイズは長さが約38センチ、フリンジを除いた幅が約8センチです。
古いものですので折れ、しわ、傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。