ガラスの印章ペンダント(檸檬色)
19世紀、ヴィクトリア朝、イギリスの印章です。透明感があって美しいレモンイエローのガラスに"AN ILL WIND THAT BLOWS NO ONE GOOD" と彫られ、中央にスペードが置かれています。
これは"It is an ill wind that blows no one good." という諺で、直訳ではありませんが、日本語では 「禍福は糾える縄の如し」と訳されるようです。つまり「悪い風が吹いているんだから誰もよい人などいないよ。」と諭して「次のよい風を待とうね。」ということなのでしょう。ちなみにスペードは四季の中では「冬」を表し、ちょっと飛躍しますが「冬来りなば春遠からじ」とも言っているのかも知れません。
綺麗にカットされたガラスの印章にシルバーの持ち手をつけて、ペンダントに仕立てています。
19世紀、イギリス製。サイズは印章面が約1×1センチ、持ち手の高さが約1.2センチで、チェーンは現行品で長さが約43センチです。
古いものですので小さな欠けや汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。