タッセル付きブローチ
20世紀初頭、イギリス、エドワード朝のタッセル付きブローチです。中央に置かれたアメジストガラスはほんのりと淡い葡萄色、周囲の植物と曲線を組み合わせた金属部分は金メッキよりもずっと層の厚い金張りで未だ鈍い光を残しています。タッセルも金属製で、全体がちょっと神秘的な雰囲気のお品です。
本体の金属部分は薄い金属を曲げた細工で中は中空になっているため思いのほか軽く、ブローチとして薄物に着けても垂れにくいと思います。本体の裏側に当たる板が一度はずれて修復されたようで、今も若干の隙間が見られますがすぐにはずれる状態ではありません。またピンの台座にも修復の跡があります。
また、タッセルは重量感がありますが取り外しが可能で、タッセルのみをペンダントとしてお使いになることもでき、タッセルを外したブローチは上下を逆にして着けることもできます。
1901年から1910年のイギリス製。サイズは、本体の横幅が約2.8センチ、タッセルを含めた縦が約6.5センチです。
なお、このペンダントの石については買い付け時の資料をもとにしており、その後、正式な鑑定はしておりません。
古いものですので前述のように修復の跡が見られる他、傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。