ベツレヘムで真珠貝を手彫りしたペンダントです。昔からの手彫りを守り、時間をかけて彫ることに祈りの意味もあったようです。当地を巡礼で訪れた方々が、このような装飾品をキリストにまつわる遺跡に触れさせて、記念に持ち帰ることもありました。
天然の素材ですのでお品によって様々な質感がありますが、こちらは艶のある地に真珠貝特有の薄っすらと虹色の輝きが浮かび、大変美しいお品です。
もとはブローチであったと思われますが、ピンが破損しておりましたので、オリジナルシルバーの工房浮草さんに依頼してシルバーの環を取り付けてペンダントに仕立てました。小振りですが光沢がとても美しく、身につけた方の動きに合わせて素敵な表情を見せることでしょう。

20世紀中頃のヴィンテージと思われます。サイズは直径約2.6センチ、チェーンは現行品で長さが約43センチです。
古いものですので若干の傷、汚れがあります。