三日月と馬蹄のブローチ
三日月に蹄鉄の意匠で、そこにいく粒もラインストーンが置かれています。20世紀初頭、エドワード朝のイギリスで製作された、清楚な雰囲気の中に上品な煌めきをまとうブローチです。
イギリスでは多くの星を従えた三日月は天使を導く光の最高神を表すと考えられており、馬の蹄につける蹄鉄も三日月型に似ているので縁起がよいと言われているのです。それとは別に蹄鉄は魔除けであり幸運のお守りとされています。幸運を呼び込むために蹄鉄を玄関に打ち付け、その鉄尾が下を向いていればよいが、上を向いていては縁起が悪いなどと言われます。ところが、その逆を唱える地方もあり、これは地域によって真逆になります。そんな次第ですので、こちらのブローチはどちら向きにつけていただいても大丈夫です。
こちらのお品では、中心が一番大きく、そこからグラデーションになった星々を三日月が従え、そこに煌めきを宿した幸運の蹄鉄があしらわれているのです。
1901年から1910年までのイギリス製。サイズは三日月の角から角までが約4.5センチです。
古いものですのでラインストーン、台座ともに傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。