19世紀、アメリカ合衆国のフリーメイソンのロッジが製作した幻灯機用のガラススライドです。
砂時計がひとつ、不思議な立体感を持って描かれています。もともと拡大して見るものですので、隅々まで細かく素晴らしい表現になっています。
砂時計はフリーメイソンでは「時間はあっという間に過ぎ去り、気がつくと死は目前に迫っている」という人生の哲理のエンブレムとされています。19世紀は現在と比べれば画像を拡散する機会が圧倒的に少ない時代ですから、このスライドを集会などでみんなで見ることで、お話しだけではなくそのイメージを共有したのでしょう。

この木枠スライドをより美しくお楽しみいただくためのライトボックスがございます。適合するお品は「幻箱中型第二世代」です。間違って「幻箱レギュラー第二世代」をお求めにならないようご注意ください。
こちらの幻箱中型は、現在、在庫がございませんがご希望の方には受注生産いたします。お値段は8,000円で納期は1カ月ほどいただきますが、よろしければ別途お申し付けください。

19世紀のアメリカ合衆国製。サイズは約17.4×9.8センチです。
古いものですので若干の傷や汚れがあります。