女性と猫が描かれた幻灯機用のガラススライドです。こちらは作者不詳ですが "Love me, love my cat" 「愛、屋鳥に及ぶ」という題名がついていました。これは「人を愛するとその人に関係するものまで愛してしまう。」という「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の反対の諺なのです。この愛らしい女性を好きになると、その女性の猫も好きになってしまうのでしょう。
光を通すガラスに描かれていますので、女性の柔らかな眼差しなどキャンバスに描かれたものとは違う景色をお楽しみいただけます。
描かれた面は別のガラスで挟んでありますので、擦っても傷つくことはありませんが、古いものですので彩色に劣化が見られ、やや絵柄がぼんやりしている部分がございます。それも時の流れによる風合いとご理解の上、お求めください。

このスライドをより美しくお楽しみいただくためのライトボックスがございます。適合するお品は「幻箱レギュラー第二世代」です。オンラインショップにも在庫がございますので、よろしければ別途お求めください。

19世紀末から20世紀初め頃までのイギリス製。サイズは約8.2×8.2センチです。
古いものですので、前述の劣化の他、若干の傷があります。