オパールセントガラスの狼
小さな狼が一頭、座ってこちらを見ています。青白く瑞々しい佇まいが美しく、光の加減で体内に薄いアプリコットの光を宿します。オパールセントガラスは青白く柔らかい質感で、光を浴びるとアプリコットの遊色を浮かべるのですが、このお品は程よい透明感もあり、光を含むと何やら神々しい感じさえします。狼は群れで獲物を襲う恐ろしい動物という印象がありますが、一頭で顔を上げたその姿は凛としています。
台座に "Sabino" のサインがあり、20世紀中頃までにパリのサビノの工房で作られたものでしょう。サイズは高さが約5センチです。
古いものですので台座に小さな欠けが、また若干の傷や汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。