宣教師の十字架
長い時を経て古色を帯びた金属の十字架の裏には "SOUVENIR DE LA MISSION" とあります。この場合の "mission"「任務」とは「宣教」のことで、こちらは「宣教の記念」という意味です。宣教師としてどちらかに赴いた方が実際に身につけていたものでしょう。
クロスの四隅には花と思われるものがあしらわれており、キリスト教に関連した植物と思われますが、磨耗がありはっきりとした種類などはわかりませんでした。今となっては宣教当時の詳細も知るすべはありませんが、この磨耗した十字架が多くを物語っているようです。
製造年の詳細ははっきりしませんが19世紀から20世紀初頭までのフランス製と思われます。
サイズは約4.7×7センチ、チェーンは現行品で、長さが約40センチです。
古いものですので磨耗以外に汚れ、傷もあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。