夕靄のワイングラス
オパールセントガラスのワイングラスです。オパールセントガラスはその柔らかく幻想的な青白い佇まいが特徴ですが、こちらのお品は比較的透明度があり、本体の次第にすぼまる部分に白い靄が滞っているような景色が見られます。光が射すとその靄がほんのりとアプリコットに染まり、それはまさに夕靄という言葉がふさわしい光景です。
脚と台座はガラスに厚みがあっても透明感があり、美しく澄んだ青白いガラスに光の具合でアプリコットの光の筋が入ります。その様は上の夕靄とよい対比をなし、素敵な光の共演をお楽しみいただけます。
さて、こちらはワイングラスとしてはやや大振りなものですが、何を注ぎましょうか。やはり光を通す白ワイン、ロゼ、あるいはシャンパン、はたまたハイボール、色が薄めのピルスナービール、強めの炭酸水も綺麗かななどと、想像するだけで楽しみは尽きません。
20世紀前半までのフランス製で、サイズは、開口部の直径が約7.8センチ、高さが約13.5センチです。
古いものですので若干の汚れはありますが、目立った欠けなどはなく、時代の割にはよい状態です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。